おすすめの呼吸法 友輝接骨院

横になってあおむけでやる腹式呼吸

一つ目は、操体法(当院のメインの施術法です)の創始者、橋本敬三医師おすすめの腹式呼吸のやり方です。

万病を治せる妙療法―操体法 (健康双書ワイド版)

橋本敬三 著



まず仰向けになって両膝を立てます。
両膝どうしは軽く合わせて、両足はつま先が内でかかとが外の八の字にします。

そして下腹部に両手のひらをやさしく当てて、下腹部をへこませながら息をゆっくりと「口」から吐いていきます。(この息をゆっくり深く吐いていくことが一番大切です)

深く最後まで息を吐き切ったら自然と息を吸いたくなるので、吸う時はあまり意識しないで、深く「鼻」からスッと吸ってください。

あまり難しく考えないで、吐くときはお腹をへこませるようにゆっくり深く息を吐き切ることを意識しておこなってください。

慣れてきたら吐くときも吸う時も「鼻」でおこないます。初めはゆっくり息を吐くのに「鼻」からだとやりにくいので「口」からやるだけです。


息を吸う時は背骨が後ろに反るようにして、吐くときは体が少し丸まる意識でやるのがおススメです。「身体全体」を使って呼吸する意識でおこなうと、呼吸するだけでも気持ちよさを感じることに気づきます。筋肉の緊張も緩んでいきます。 

このやり方をおこなって、もし苦しいのであれば、型にとらわれないでご自身の気持ちいいやり方でおこなってくださいね。苦しいのであれば「今」のあなたの身体が望んでいないやり方です。
自身に必要な刺激は身体が一番わかっています。ですから、自分にとって気持ちいいやり方でやってみてください。

「三・五・十五」の斎藤式呼吸法

二つ目のやり方は、「呼吸入門」の著者 斎藤孝さんがすすめる、「三・五・十五」の斎藤式呼吸法です。

このやり方は、呼吸を「型」にすることで、「誰でもその場で人に教えられる。誰が教えても同じようにできる。誰がやっても同じ効果がある」ということを狙った、秒数を数えておこなうやりやすい方法です。

呼吸入門 (角川文庫)

斎藤 孝 著



意識を丹田(へその下)に持っていき、
鼻から三秒息を吸って、二秒お腹の中にぐっと溜めて、十五秒間かけて口から細くゆっくりと吐く。というシンプルなやり方です。

こちらも慣れてきたら、鼻から息を吐いてもいいです。決まった秒数で必ずやらなければいけないということではないので、多少自分なりに秒数をアレンジしてやってみてください。

※以下「呼吸入門」より抜粋
「まずは毎日少しずつ初めてみる。余分な力みをどんどん取って、波打つ呼吸のリズムを感じとっていく。これが身に付き「技」となる時、非常に高い集中力が持続でき、心のコントロールが容易になります。生を支える確かな呼吸力になるでしょう」

この斎藤 孝さんの「呼吸入門」は、日本の「息の文化」や「身体感覚」など、文化・精神・感覚的な内容が多かったです。興味がございましたら読んでみて下さい。

「呼吸入門」文庫版あとがきに、斎藤 孝さんの味わい深い文章があったので、以下に一部抜粋して掲載しておきます。

『息が常に自分の味方として一緒にいてくれる。これは何ものにも替えがたい感覚だ。四国巡礼者は、笠に「同行二人(どうぎょうににん)」と書きつける。これは、いつも弘法大師とともにあるという意味だ。

私にとっては、息が弘法大師に当たる。息とともにあればさびしくない。釈尊は「独りで歩め」と語った。その釈尊は、呼吸法の達人であった。私は、釈尊の言葉を「自らの息とともに歩め」という風に翻案したい。

自らの息をまずは感じることが基本だ。内側の感覚をすなおに働かせる。息を感じることで、はじめのうちはぎこちなさを感じることもあるかもしれないが、慣れてくると、息を感じるだけで自分の状態を把握できるようになる。また、息がゆるみ、リラックスするのが習慣として身についてくる。

息を感じた上で、息をととのえる。3・2・15の呼吸法は、ムリにやるものではない。3・2・10でもいい。息をゆるやかに吐くことで「自分を取り戻す」ことが肝要なのだ。』

※「呼吸入門 文庫版あとがき」より抜粋



「息とともにあればさびしくない」「自らの息とともに歩め」何だか自分の呼吸・息がとても頼もしくて身近な存在に感じました(^^♪私たちも、息とともに心地よく健康に生きていきたいですね。

 

おすすめの呼吸本 友輝接骨院

呼吸の極意

呼吸に関するおすすめ本です。こちらは斎藤孝さんの本の内容よりも、より科学的・生理学的な観点から「呼吸」について解説されている内容です。(どちらが上とかそういう意味ではありません)

呼吸の極意 (ブルーバックス)

永田 晟 著


「呼吸の極意 心身を整える絶妙なしくみ」永田晟 著

・健康づくり、健康維持に、呼吸が深く関わっており、内臓の働きを整えたり、血圧が高すぎないように抑えたり、メタボや老化を防いだり、ストレスを解消したりといったことすべてに、呼吸が影響している。

・呼吸を変えることで、本来なら意思の及ばない「自律神経系」を整えることが可能である。

・呼吸をする際、吐くことに意識を集中してその時間を長くしつつ、腹式呼吸によって横隔膜を上下させることで副交感神経(リラックスの神経)が活発に働くようになる。

・ゆっくりと深く多く息を吐くことを意識することによって、内臓の働きが活発になる(副交感神経の活性化により)

・横隔膜がストレッチ(息を吐くとき)されることにより、横隔膜の伸展受容器が反応し上肢の筋群、呼吸筋群、肩の筋群が鎮静・弛緩・リラックスする。

・吐く息を大切にすることは、自律神経のバランスを整え、ストレス状態を改善し、心臓にもよい影響を与えることがわかっている。

・著者の実験によると、深呼吸のような吸息の深さも意識した呼吸法よりも、呼息(息を吐く)を強調した呼吸法の方が自律神経系のバランスを整えるのに役立つ。


友輝接骨院は、腰痛・肩こり・頭痛・股関節痛・膝痛・しびれ・坐骨神経痛・めまい・自律神経失調症・疲れやすさ・ホルモンバランスの崩れ・骨盤矯正慢性症状専門の整体院です。

お気軽にお電話ください。