急性腰痛(ぎっくり腰) 友輝接骨院

急性腰痛(ぎっくり腰)

ふとした動作などで、腰に激痛が走って「急に」発症するものを急性腰痛と言います。
いわゆるぎっくり腰ですね。

発症の仕方は、洗顔時前かがみになった時に傷めたり、くしゃみなどの刺激で引き起こされることもありますし、ちょっと体を捻っただけなど、ふとした簡単な動作が引き金にもなります。
寝る時はどうもなかったのに朝起きたら動けなかったなど、発症のきっかけがわからないこともあります。

痛みや症状のレベルも、体をちょっとでも動かすだけで激痛が走って動けないレベルのものから、なんとか歩いたり出来るレベル、普段通り動けるけどある動作の時だけズキッと痛みが走るものまで様々です。

ぎっくり腰を医学的な定義でわかりやすく説明すると、「椎間関節が亜脱臼(関節から骨の関節面が外れかかっていること)した状態」と言われています。

ただし、レントゲンやMRIの検査をしても、ご年配の方で加齢性の変化がみられるくらいで、痛みの原因は特定できないので、なぜぎっくり腰が起きるのか?どんな病態なのか?とはっきり一つに特定出来ないのが現状です。

ぎっくり腰の原因として、「椎間板(背骨の間にあるクッション)の部分断裂が原因」だとか、「仙腸関節(左右の腸骨と真ん中の仙骨との間の関節)に原因がある」と言われることもあります。
もちろん腰部の筋肉やじん帯損傷の可能性もあります。

なので「これが原因だ」と言い切ることは出来ないので、あまり「どうなってるんだ?」「どんな状態なんだ」などと考え過ぎないでください。
もちろん痛みの症状が強い人ほど不安になるのですが、強い痛みはだいたい2~3日位で和らいできますし、1週間もすれば痛みはかなり軽くなります。
ぎっくり腰の痛みのほとんどは1ヶ月以内に治まるので、あまり深刻になる必要はありません。

ただし、そのまま慢性腰痛へと移行していかないような注意は必要です。
あと過去に何回もぎっくり腰を繰り返しているとしたら、そのことの方が問題です。
「何か」不調和があるので、ぎっくり腰を繰り返し起こさない身体のバランスへと調和を取り戻すことが大切です。

痛みがなくなるまで安静にした方がいいの?

ぎっくり腰を起こしたばかりの時は、激痛が走ってとても辛いのですが、そんな安静臥床を強いられている場合でも、出来るだけ早く普段通りの生活へ戻った方がぎっくり腰の改善は早くなります。

フィンランドの研究チームは、急性腰痛患者186名を、2日間の安静臥床群、運動療法(ストレッチ)群、耐えられる範囲で普段通りの日常生活を続ける群の三つに無作為に割り付け、その後の経過を追跡調査しました。
その結果、3週後と12週間後のどの時点においても、もっとも早く回復したのは日常生活群で、もっとも回復が遅かったのは安静にしてた群でした。

米国内科学会(ACP)と米国疼痛学会(APS)の合同ガイドラインにおいても、急性腰痛患者さんは、なるべく普段通りの生活を心がけた方がよいと勧告されています。

腰痛があるうちは安静にしてないと不安かも知れませんが、なおさらぎっくり腰などの激痛の場合は、より動くことに不安があるかと思います。
しかし安静にしているのは余計治りを悪くしてしまうことがわかっています。

どうか恐れないで普段通りの生活を続けてくださいね。

ぎっくり腰は腰を冷やした方がいいの?

よくぎっくり腰を起こしてすぐの時は、冷やした方がいいと言われていますね。
私も昔はぎっくり腰を起こしてすぐの人は冷やした方がいいと習いましたし、常識となっていました。

しかし実は冷やすことによって予後が良くなったという科学的根拠はありません。

逆に、初期から温めた方が改善が早くなることが最近わかってきました
先述した米国内科学会(ACP)と米国疼痛学会(APS)の合同ガイドライン、急性腰痛の治療に対する勧告では、腰を温めることによって改善されやすくなることは科学的根拠が高く、勧められる治療の一つになっています。

私も今は、温めることによって不快感が増さないのであれば、お風呂に入ったりどんどん温めてくださいとアドバイスしています。
早期から腰を温められた患者さんの話を聞いても、その方が改善が早く感じています。
あなたも温めることによって不快感が出てこないのならばぜひ温めてくださいね。

おこなっても効果があると認められていないもの

干渉電流型低周波治療などの電気治療、低出力レーザーなどの電気治療、マッサージなどが、急性腰痛(ぎっくり腰)に効果があるという科学的証拠はありません。

当院のぎっくり腰(急性腰痛)に対する施術の考え方

基本的に予約状況によって左右されますが、空きがある場合はお受けして施術をご提供しております。

ただし、ぎっくり腰の場合炎症反応であり、強い痛みはまだ安静にしなさいという身体からのありがたいサインなので、「今ある痛みをなくす」というような目的ではおこないません。
やはり炎症による痛みは徐々に和らいでいくものです。(捻挫や肉離れと同じです)
そのことにご納得いただけた方のみに施術させていただいております。

ただし施術により可動域が広がったり、出来る動作の範囲が増えていくことは、本人の苦痛軽減になりますし、予後も改善しやすくなりますのでその目的で施術していきます。

急性期の痛みが緩和してからは、早期の改善と慢性腰痛へと移行しないことを目的に身体全体のバランスと調和を取り戻していきます。
基本的に操体法は症状によっておこなうことを大きく変えたりはしません。
心地よさを味わうことによって心と身体の調和がとれてくる自然法則です。
ですから「今ある症状」にとらわれないで、身体全体のバランスと調和を取り戻していきます。

私自身修行時代、強い手技の施術をおこなっていたことがたたりぎっくり腰を初めて起こしてからはクセになってしまい、昔は何回もぎっくり腰を起こしていて、それを操体法に出会って改善したので、体のバランスと調和を整える大切さはとても実感しております。
ぎっくり腰を何回も起こす人、ぎっくり腰癖のある人はぜひご相談くださいね。

友輝接骨院は、腰痛・肩こり・頭痛・股関節痛・膝痛・しびれ・神経痛・めまい・自律神経失調症・疲れやすさ・ホルモンバランスの崩れ・骨盤矯正慢性症状専門の整体院です。

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