操体法とは 友輝接骨院

心と身体に「調和」が生まれる整体「操体法」とは

友輝接骨院では、「操体法」という整体をベースにした施術をおこなっています。

仙台発祥の「操体法」、東海地区では珍しいんで知ってる人は少ないですよね?
「自然法則」を利用して体のゆがみとバランスを整える身体にとってもやさしい整体なんです。

万病を治せる妙療法―操体法 (健康双書ワイド版)

橋本敬三 著


橋本敬三先生

操体法の創始者は、仙台でお医者さんをしていた 故「橋本敬三」先生です。

橋本先生は病院に勤めていたときに、それまで学んできた近代医学の限界を感じていました。
なぜなら慢性症状で苦しんでいる患者さんに対して、なかなか思うような結果が出せなかったからです。

しかしそんな患者さんたちが、「民間療法」に頼って改善されていくのを目の当たりにした橋本先生は、医師でありながら評判のよい施術家がいればお願いして学ばせてもらったそうです。
古くから伝わる民間療法に鍼やお灸、漢方などの東洋医学など熱心に研究されていました。

そしてその研究熱心さは、
人のからだは気持ちよく動き、その心地よさを味わうことで、体の歪みが整い病気も治っていくという自然法則を発見しました。

操体法ではこの自然法則を利用します。
だから気持ちいいことや心地よいことはしても、痛いことや不快なことは一切しないので安心してくださいね。

誰にでも備わっている「原始感覚」

痛みが出たり、不快感を感じる動きというのは、体がそちらの方には動いて欲しくないサインなので、反対の気持ちよく動ける方に動けば体の歪みが整うという原理なんです。
この原理は、動物や人間の赤ちゃんでは「無意識」に実はやってるんですよね。

私たちも赤ちゃんの時や小さい頃には普通にやっていたことなんです。

子供の寝返りが激しいのも同じことです。
動きやすい方楽な方へ寝返りをうつことによって、無意識に体のバランスを整えているんです。
これってまさしく「体の声」に従うことじゃないですか?

う~ん!

ワンちゃんネコちゃんも目を覚ますと気持ちよく体を伸ばしてますよね?あの動きも無意識に体のバランスを整えているんですよ。
母親から教わった動きではないですよね?生まれた時から本能でわかっているんです。

操体法ではこの「体の声」や、体の「快・不快」を感じる能力のことを「原始感覚」と言います。

操体法の施術では、この原始感覚を頼りに体に気持ちのいい動きをききわけていきます。
思考はなるべくストップし、リラックスして体が求めている感覚、本能が求めている心地よさを味わいます。

身体はちゃんと治し方を知ってます

すると体が変化していきます。とっても優しい刺激なのにバランスが整ってきます。
ちゃんと身体はわかっているんです。
このことはお医者さんも知らないですし、解剖学や生理学、運動学や病理学の教科書にも載ってません。きっと体験してみないとわからないと思います。

私たちの体は普段から上手にバランスをとっています。
例えば、考え事をしたりふさぎ込んでいる状態の時は、ため息をついたりあくびをしたりして無意識にうまく体のバランスをとっています。

このことは科学的に説明がつきます。

考え事をしたりふさぎ込んでいる状態の時は、呼吸が浅くなってしまうので血液中の酸素量が減少し、二酸化炭素の量が増えていきます。
すると血管壁にある頸動脈小体という化学受容器が、二酸化炭素が増えたことを察知し、脳の延髄にある呼吸中枢を刺激して無意識にため息をついたり、あくびをして増えた二酸化炭素をより多く排出しようとします。よく出来た仕組みです。

でもそれだけではないですよね?

好きな人を思って切なさでため息をつく。
人に褒められてつい頬がゆるんでしまう。
イライラした時に思わずしてしまう貧乏ゆすり。
嬉しいことがあると子供は足をブラブラゆすったり体で表現する喜びの姿。

日常のあらゆる場面で、心と体は無意識にうまくバランスをとっています。
なんでそうするの?って訊かれても説明なんて出来ないですよね、無意識にやってますから。

操体法も同じことなんです。
頭や思考ではわからなくても身体はわかっているんです。
身体はちゃんとバランスのとり方や治し方を知っているんです 。


「ゆがみ」は悪ではない?

操体法では体の「ゆがみ」を矯正していくのですが、ゆがみに対する考え方やアプローチの仕方が他の施術法とは180度違っています。全く真逆です。

まず「ゆがみ」を悪とは考えていません。

体が日々の生活の中で、一生懸命にバランスをとった結果としてゆがみが現れます。
だから「ゆがみ」のおかげでなんとか体のバランスが保たれている状態でもあるんです。なので「見た目」や「外見的」に正しく矯正することはしません。
もし「見た目」や「外見的」に正しく無理に矯正してしまえば、なんとかうまくバランスをとっていた体が逆に不調和になりさらに症状が悪化することもあるんです。

例えば足首にゆがみがあって、それをカバーするために腰骨にもゆがみを作ってバランスをとっている体に対して、「外見的」に腰骨が曲がっているからと腰骨を矯正しても、本当の原因である足首のゆがみはそのままなので他のところに不具合が出たり、かえって腰痛が悪化したりします。

この場合の正しい方法は、原因である足首のゆがみを正すことが先決です。
足首が矯正されれば、腰骨がゆがみを作ってバランスをとる必要がなくなるので自然とゆがみは整っていきます。

操体法の施術においては、首の寝違いや肩こりの人に対して、足首へのアプローチによって遠隔の痛かった首がスムーズに動くようになったり、肩こりの筋肉の緊張がほどけたりすることが起こります。
このことは魔法とかマジックではなくて、原因がなくなれば結果である症状が改善されるのは自然なことなんです。

肩こり一つとっても、体のバランスが崩れているから一生懸命首や肩の筋肉を緊張させて「体を守っている」という見方も出来るんです。
コリが辛いからとゴリゴリ揉んで柔らかくすることは実は「体の言い分」を聞かない行為であったりします。その証拠にその時は楽になってもまたすぐにコリがぶり返しませんか?

「操体法」では、痛むところや症状のあるところはそっとしておきます。

体のゆがみか改善されてバランスと調和が戻れば、筋肉を緊張させて体を守る必要がなくなるので筋肉は自然とゆるんで肩こりはなくなります。
症状と必死に戦う必要なんてないんです。

私は患者さんに説明するときに、イソップ童話の「北風と太陽」のお話によく例えるのですが、他の施術法が「北風」だとしたら、操体法は「太陽」なんです。なんとなく伝わりますか?(笑)

からだの設計にミスはない

からだの設計にミスはない―操体の原理

橋本敬三 著


私たちの先祖はね、古来からもうチャンとわかっていたんだ。
人間が病気になったり治ったり、あるいは健康であったりするのは、それはもう人間の成り立ち自体がそうなっているのだと。

大自然の原理として、人間は誰でも健康で幸福に一生を送れるようにチャンと設計されているのだ。
それが実現されないのは生き方の自然法則からはずれているためで、この法則にそむくと心身の姿と動きに歪みが生じ、心身のバランスが崩れて病気になるのだ。

そしてまた、その歪みを正してバランスを取り戻せば病気は治るのだと。


※「からだの設計にミスはない―操体の原理」P38より抜粋


上記は私の大好きな一文で橋本先生の文章です。

「大自然の原理として、人間は誰でも健康で幸福に一生を送れるようにチャンと設計されているのだ。」
本来私たちの体は健康で心地よく生きられるように出来ています。

しかし私たちは症状が出ると、自らを省みることをせずにお薬や痛み止めで症状を誤魔化したり、安易にお医者さんに頼ったりします。
でも「慢性症状」に対しては、西洋医学はあまりにも無力です。
「慢性症状」こそ、治すことを「外」に求めるのではなく、すでに治る力が私たちの「内」にあることに気づくことが大切です。

今でこそ現役のお医者さんによる「西洋医学の限界」をうたった内容の本が、多く出版されています。しかし橋本先生は、昭和3、40年頃にはもうすでに「医者の治療なんて下の下だと思うようになった」っとおっしゃられてました。
(病気になってから治療するのではなく、「自然の法則」に従った生活をすることで、健康で心地よく生きていくことを世間に広めることの方が大切だというニュアンスです)

人の体の健康は自己責任です。
人の体の健康とは、その人の生活の営みが現れます。自分の「命」に対しては自分に責任があります。病気や症状というのは「自然法則」から外れた営みの結果です。

しかしもともと治るように出来ている体です。
あなたや私たちみんなに素晴らしい自然治癒力が備わっています。
心身の姿と動きの歪みを正してバランスを取り戻し、「自然法則」に反する生活の営みや、心の在り方をもう一度「自然法則」と調和させていくことで人は再び健康を取り戻すことが出来ます。

あなたの身体を信じてくださいね。

私は医療行為を否定しているわけではありません。
当院でも整体が不適応な方に対しては、適切な医療機関を紹介させていただいております。

絶対に医療行為が必要の場合もあります。そうではなく、安易にお薬や痛み止めの注射を続けたり、お医者さんに依存し過ぎることが症状改善の妨げになることもありますよ、という意味です。

現在は、特に「慢性疾患」に対して西洋医学の限界を伝える内容の医師による書籍や、ほとんどの疾患は自然治癒力で改善することが出来ることを伝える内容の書籍が多数出版されています。
現役の医師の方の中にも、「操体法」の哲学でもある「体と対話することの大切さ」を説いてみえる先生もおられます。
以下に数冊書籍を紹介させていただきます。参考にしてみてください。



9割の病気は自分で治せる (中経の文庫)

岡本 裕 著


この著書の中で、岡本裕医師は、病気を「3つのカテゴリー」にわけています。

  • カテゴリー1、医者がかかわってもかかわらなくても治癒する病気。
  • カテゴリー2、医者がかかわることによってはじめて治癒に至る病気。
    言い換えると、医者がいないと治癒に至らない病気
  • カテゴリー3、医者がかかわってもかかわらなくても治癒に至らない病気。

岡本裕医師は、高血圧・糖尿病・高脂血症・肥満症・痛風・便秘症・頭痛・腰痛症・不眠症・自律神経失調症などを、「カテゴリー1」に位置付けています。

今すぐ命にかかわるほど重症でなく、しかし慢性疾患だからずっと通い続けてもらえる。そしてお薬では治らない「カテゴリー1」の患者さんは、医者からすれば「おいしい患者さん」としてみられていることが述べられています。(注 : 岡本医師はその現状を憂いています)



医者が患者に知られたくない 治療の真実

川嶋 朗 著


・患者さんは風邪をひいたときにお薬を処方してもらってその「お薬」のおかげで風邪が治ったんだと思っているが、医者やお薬は風邪を治すことなど出来ないこと、風邪が治ったのは患者さんの自己治癒力のおかげであること。

・風邪だけでなくほとんどの病気は、自己治癒力で治せること。

・病気のうち医療が必要なのは「1割」。自己治癒力で治るのが「8割」。
残りの「1割」は、医者にかかったことが原因で起こる「医原病」で、薬を飲んだり、手術を受けるなど医療にかかればかかるほど、健康から遠ざかってしまう危険があることを警告しています。



医者に殺されない47の心得 医療と薬を遠ざけて、元気に、長生きする方法

近藤 誠 著


・近藤誠医師は、国内における乳がんの乳房温存療法のパイオニアです。

・頭痛、風邪、高血圧、高コレステロール血症(高脂血症)、不整脈、がん・・。病気の9割は、医者にかかったからといって治るわけでも、回復が早くなるわけでもないこと。

・高血圧と判断される「基準値」が、どんどん引き下げられたことにより、降圧剤の売り上げがここ20年間で「6倍」になり薬品業界はホクホクなこと。

・血圧やコレステロールを薬で下げると、数値は改善しても早死にするリスクが高くなる可能性があること。

・薬をもらわないと納得しない患者さんが多いことに警鐘を鳴らしています。



体に語りかけると病気は治る

長田 夏哉 著


・長田医師は、同じ医師である奥様と共に、田園調布で整形外科クリニックを開業されています。医師であるのにその考え方は、操体法の健康哲学と共通する部分が多いです。
とても共感出来る内容の書籍です。「体に語りかける」という文章に、ピンッ!と何かを感じた方はぜひ読んでみてください。

・病気というものは憎むべきものではなく、「見て見ぬふりをしてきた自分にそろそろ気づいてくださいよ」と教えてくれる、体からのありがたいメッセージ。そんなふうに思えた瞬間に、体は快方に向かう。

・病気になるということは、「自分らしく生きたい」「心から幸せで満たされたい」という潜在的な願望と、思うような生き方ができていない現実との間にあるズレを体が表現してくれている。

・病気になって「イヤだな」と思わない人はいないけど、「どうして病気になんかなっちゃったのかな」「もしかして一生歩けなくなるんじゃないか」などという否定的な感情や思いを持つのではなく、「治る」「よくなる」「幸せになる」などまずは自分の思いやイメージをエネルギーの流れがよくなるように変えていくことが大切。
多くの患者さんと接しているが、不調や病をもっている人が治るときには、健やかさ、つまり前向きな思いの流れに乗っていくことで治っていく人が多い。


健康に生きていくために大切な「4つ」の自己責任行動

操体法が他の施術法と大きく違うところは、単なる「施術法」だけではなく、人の体の健康に対する考え方や、健康で心地よく生きていくための哲学があります。

健康で一生を送ることが出来る体なのに、なぜ病気になったり辛い症状で悩まされる人が出てくるのか?
それは自ら営まなければならない生活の在り方が、「自然の法則」から外れることがあるからです。

以下の4つは、人に代わりにやってもらうことの出来ない自分で責任を持っておこなう行動です。

1、呼吸  2、飲食  3、姿勢・動き方  4、思考・心の在り方

操体法では、「息・食・動・想」のこれら4つを、自らの責任においておこなう行動、「自己責任行動」と言います。そしてそれらに「環境」を加えた5つが、人の健康に影響を及ぼします。

プチトマト

「息・食・動・想」この4つはお互いに影響を与えあっています。なのでどれか一つが充分だから健康だというわけにはいきません。

どんなにバランスの取れた食事をしていようと、浅い呼吸をしていたり体にゆがみがあれば体は不調を感じるし、その状態を長く続ければいずれ病気になります。

体にゆがみがなくても食べ過ぎだったり偏食だったり、運動不足だとやはり病気になります。

基本的に自身の体の健康は、自分に責任があります。

好きなだけ暴飲暴食を繰り返している人が糖尿病などの病気になり、医者や家族の人に向かって「なんで病気になる前に注意してくれなかったんだよ」と怒りをぶつけてもそれは己に非があるのです。
ただし「自己責任行動」だからこそ自身によってどうにでも変えられるし、自分次第で健康を再び取り戻すことが出来るのです。

完璧じゃなく60点を目指す

健やかに生きるために

「息・食・動・想」の自己責任行動、なにも完ぺきを目指さなくてもいいんです。
現代社会において完璧な生活習慣を目指すのは無理があります。いつも100点を目指すのは息苦しくなってしまいます。

操体では「60点」で合格とします。
60点の生活を目指す。「これなら自分にも出来そうだな」ということから始めればいいと思います。

身体の健康もそうです。どこにも不具合のない完ぺきな体「100点」を目指すと苦しくなります。「60点」で「間に合えばいい」のです。
「60点」でガマンするのではありません。「60点」で間に合ってる身体にありがたく感謝して生きていくのです。

私が操体に共感するのも、そんな完璧主義のお堅い感じじゃない気軽な「心地よさ」が大好きなんです(笑)

「操体法」のおすすめ書籍

楽しくわかる操体法

今 昭宏・丸住和夫 著


私が師事させていただいた今明宏先生の著書です。

今昭宏先生は、仙台にある橋本先生が開業していた「温古堂」という診療所で、橋本先生の晩年期に代診をまかされていた橋本先生直系のお弟子さんです。
私たち施術家には全国的に名の知られた大先生です。

今先生には面白い逸話があって、今先生が初めて橋本先生の代診として温古堂診療室に勤務した初日に、
「今君は原始感覚を指導しろ!!」と思いっきり橋本先生に怒鳴られたそうです。

朝一番の患者さんであるおばさんに、「足の指もみ」という仰向けになった患者さんの足の指をもみながら、ゆらゆら気持ちよくゆらしていく操法があるのですが、緊張した今先生がその操法をスタートした矢先でした。

「他力は使うなー!今君は原始感覚を指導しろ!!」

橋本先生のものすごいカミナリが落ちたのでした(笑)

そうなんです、操体法は施術者に「治してもらう」んじゃなく、「自力自療」なんです。
患者さんが、自身の「原始感覚」を頼りに自分の体と対話して、自分でバランスを整える方法なんです。

そんな逸話を持つ、今先生が書かれた味わいのある文章で楽しく操体法がわかる本です。丸住先生の可愛いイラストもとてもわかりやすくていい感じです。
「原始感覚」をヤジウマするための素晴らしい本だと思います。おススメです♪

読んでも「操体法」がわからなかったら、ぜひ当院にどうぞ!(笑)
文章では表現しきれない、とても味わい深い深遠な世界なんです♪

操体法との出会い、友輝接骨院との出会い

寺島美紀子さん

寺島美紀子さん 大学教授 岐阜市在住

じつは橋本敬三先生の操体法に出会ったのは30年ほど前のことでした。

農文協からでている橋本敬三『操体法の医学』『からだの設計にミスはない』、茂貫雅嵩『操体法の実際』、金井聖徳『職業にあわせた操体法』を読んで、「気持ちいい方に動かせばいい」「そして瞬間脱力」という考え方がいたく気に入りました。
それ以来、操体の基本運動だけでなく、足伸ばし、膝倒し、カエル足などを続けてきていました。

一度は操体法の実際に出会いたいと思いつつも、なかなか宮城県には行けないし、岐阜にもないしとあきらめていました。

これまでなんとか過ごしてきていたのですが、92歳の母が三年前に家に来てからは生活の半分が介護、そののちの続く入院騒動で突然ぎっくり腰になってしまいました。
それも三回連続、毎度三日間も身動きできなくなってしまいました。

その前後に私だけでなく夫も三回もぎっくり腰で、彼の場合はもっとひどくて五日間も動けない。

それで改めて操体法を勉強し直そうと、昔買った本を探したのですが見つからず、再度購入、また新たに『万病を治せる妙療法』、小崎順子『ひとりで操体法』、金井聖徳『腰痛を治す操体法』、須永隆夫『リハビリに生かす操体法』、それからDVD『奇跡の整体 実践操体法 腰痛編』も購入して夫と二人で読みあさりました。

私の場合、実践的にやってみるということももちろんやるにはやるのですが、読むのが好きで、橋本敬三先生の世界にぞっこん引き込まれました。
どの文章も実践的であるにもかかわらず哲学的で含蓄があり、感激することしきり。「読んでばかりいてやらなきゃ意味がない!」と夫に怒られてばかりいました。

それでもともかくまっすぐ立てなかったのが立てるようになり、動かせなかった腰が1cmずつ自由に動かせるようになってきました。すると徐々に右手の親指の付け根に激痛が走るようになってきたのです。いわゆる腱鞘炎です。

病院には行きたくないし、鎮痛剤は使いたくない。人間のもつ自然治癒力で治したい。

それで買った本を読みあさって対処したのですが、こればかりはどうにもならず、操体法をやってくださるところはないかなあと探し、発見したのが友輝接骨院でした。

しかしはじめて友輝接骨院にやってきて、これまで知っていた操体法とのあまりの違いにびっくりしました。

「えっ? これが操体法?」というのが第一印象でした。
「皮膚操体って? 何? それ」という感じでした。これまでの熱心な読書の甲斐あって「操体法とは・・・」という固定観念がしっかりできあがっていましたので、それを打破するのはある意味で大変でした。

初日には、夫が持参した橋本敬三先生の『操体法の医学』『万病を治せる妙療法』などについて次々と浴びせかける質問に、伏見先生はていねいに雄弁に語ってくださいました。
それで「これまでの」操体法と「新しい」操体法との、同じ点とちがいについても知り、今昭宏『楽しくわかる操体法』、三浦寛&今昭宏『操体法治療室―からだの感覚にゆだねる』、三浦寛『操体法の治療と予防』などをネットで購入しました。

操体法の新旧とは書きましたが、これは「違い」というのではなく、「橋本敬三先生が生前にはお書きにならなかったこと」というのが正しいようです。
それを今先生の本と伏見先生のお話で納得しました。

もちろんですが、伏見先生は雄弁に語るだけではありません。
操体を実際にしていただくと、カイロプラクティックのようにゴキッ、バキッとかやるわけではなく、優しい力でからだの動きを誘導するだけという感じなのに、腰痛の方は初回の一回で驚きの完治。
治ったと思っていた腰痛も、本当はまだまだ痛かったんだなあ、と再確認させられました。

しかし腱鞘炎の方はなかなか頑強で、一度では直りませんでしたが、徐々に快方に向かっています。激痛が走らないうれしさを味わっています。

「自分のからだの声を聞け」
「からだはどうしたいのか知っている」
というなんだか禅問答みたいな言葉も、実際に伏見先生の操体を体験すると納得させられます。
たとえば膝倒しから始まって、しだいに皮膚操体もからんだ別の世界に入っていく伏見先生の操体は、体験してみなければわからない、紙の上には書けない世界なのかもしれません。

ともあれ腰痛も腱鞘炎も、からだの痛みは「少しは自分のからだをいたわれよ」というからだからのメッセージだとありがたく受け止めています。ですからもちろん操体の基本運動も大好きで毎日やっています。
また友輝接骨院の書架でお借りしたルイジ・コルネロ『無病法――極小食の威力』も、人生の大転換、新しい世界を開いてくれました。



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