自分軸で生きると健康に導かれていく|イチロー選手から学ぶ自分軸の生き方

こんにちは、岐阜市の整体、友輝接骨院の伏見です。

休日に「岐阜かかみがはら航空宇宙博物館」に行ってきました。

青空が気持ちいい!
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

前から行きたいと思っていたのですが、なかなか行けませんでした。間近で見る飛行機は迫力ありますね!各務原という街が、航空の歴史にとても重要な役割を果たしてきたことを知れて、とても有意義でした。

ジェット戦闘機やヘリコプターなどたくさん展示してあってとても楽しかったです♪
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館

宇宙飛行士デビュー(笑)
岐阜かかみがはら航空宇宙博物館


自分軸で生きると健康に導かれていく|イチロー選手から学ぶ自分軸の生き方

「院内だより4月号より」

この院内便りを書いている前の日に、NHKスペシャル「イチロー 最後の闘い」という番組を観ました。

イチロー選手
(出典:https://hirenzoku.com/ichiro_nhk/)

まさしくイチローさんは、自分の気持ちや感情、自分という存在を大切にしている「自分軸」の生き方の人でした。自分を大切にしているから相手も大切にできる、自分を大切にしているから相手からも大切にされる、という典型的な人でした。

イチローさんの昔のイメージは、どこかとっつきにくい感じの人といったイメージだったんですが、番組での素のイチローさんは全くそんな感じはせず、神戸の球場で練習に協力してくれた一般の人たちに、練習後居酒屋でお酒を注いであげだり和気あいあいと過ごす姿。

グランドの観客席からイチローさんを応援しようと駆けつけてくれた智弁和歌山のブラスバンド部、チアリーディング部の子たちに、「お願いだから風邪だけひかないように」と労りの声をかけたり、練習終了後、マリナーズのユニフォームに着替えて自ら観客席に行き、応援してくれたお礼に高校生一人ひとりと握手する姿がとても温かくて素敵でした。

数日前のイチローさんの引退試合後の会見も観ましたが、会見で話した内容は「自分軸」で生きる人そのものでした。

「他人軸」で生きる人は、人からどう思われるか?を気にしたり、こんなとき他の人はどうするのか?といった他者や世間、常識を基準として生きています。

一方「自分軸」で生きている人は、自分の気持ちや欲求を基準にします。相手の顔色をうかがうのではなく、自分の気持ちや感情、欲求や感覚を大切にします。

自身の行動が、「やりたい」「やりたくない」という自分の気持ちや欲求を基準にしているので、人の批判や世間の常識を気にしないし、他者と争ってエネルギーを無駄に消費することはしません。争う暇があるなら、自身の好きなことに時間を使います。自身の成長を喜びとします。

次のイチローさんの言葉が印象的でした。

「人より頑張ることなんてとても出来ないんですよね。あくまで測りは自分の中にある。それで自分なりにその測りを使いながら、自分の限界を見ながらちょっと超えていくということを繰り返していく。 そうすると、いつの間にかこんな自分になっているんだという状態になって。だから少しずつの積み重ねが、それでしか自分を超えていけないと思うんですよね。

一気に高みに行こうとすると、今の自分の状態とギャップがありすぎて、それは続けられないと僕は考えているので。地道に進むしかない。進むというか、進むだけではないですね。後退もしながら、あるときは後退しかしない時期もあると思うので。でも、自分がやると決めたことを信じてやっていく。

でも、それが正解とは限らないわけですよね。間違ったことを続けてしまっていることもあるんですけど。でも、そうやって遠回りをすることでしか本当の自分に出会えないというか、そんな気がしているので。」

・・・どう思われますか?イチローさんのような「自分軸」の人は、他者と比較して優越感に浸ったり、反対に劣等感を抱くことも少ないです。

さらに特徴的なのは、「結果」にフォーカスするのではなく、あくまで「プロセス」を大切にしています。換言すると、「今」の感じ方に焦点を合わせています。自分が「今」何を感じて何を実感しているか。「今」を感じることが出来ます。

だから、ほんの小さな成長も見逃さずに「実感」することが出来ます。結果、自信も自然に育っていきます。「プロセス」の過程で自信を育むことが出来ます。

「結果」にフォーカスすれば、その結果を達成するまでは自信を育むことが出来ません。
また、「結果」がでず失敗に終わってしまえば、自信は失われていきます。

自分軸の人であれば、たとえ失敗に終わったとしても、「自分のやりたいことに挑戦出来て良かった」になります。自分の欲求を満たした満足感があります。それは「自負心」に近い感覚です。

イチローさんが言うように、一気に高みに行こうとすると、目標と自身の実力とのあまりのギャップに自信は喪失していきます。だから一歩ずつ歩む「今」の実感を大切にします。

次の言葉も強く印象に残りました。

「現役時代一番我慢したもの、我慢したことは何だったのでしょうか?」という質問に対して、

「難しい質問だな。僕我慢できない人なんですよ。我慢が苦手で楽なことらくなことを重ねてるんですよね。
自分ができることやりたいことを重ねているので、我慢の感覚がないんですけど、とにかく体を動かしたくてしょうがないので、からだを動かすことを我慢するっていうことはたくさんありました。

それ以外は自分にとってストレスがないように行動してきたつもりなので、家では妻が料理をいろいろ作ってくれますけど、ロードに出るとなんでもいいわけですよね、そしたら無茶苦茶ですよ。ロードの食生活なんて。今聞かれたような趣旨の我慢は思い当たらないですね。」

ここまで典型的な「自分軸」思考の内容に、聞いたとき私は笑ってしまいました。

自分軸の人は「ねばならない」「すべき」「した方がいい」という「べき思考」から解放された意識にあります。だから、自分の「気持ち」や「欲求」に正直です。

「好き」「ラク」「楽しい」「やりたい」を純粋に求めます。反対に、「嫌い」「苦しい」「つまらない」「やりたくない」といったことはやりません。

他人軸の人は「べき思考」なので、「我慢すべき」「ラクをしてはいけない」「楽しいことばかりやっていたら、後から痛い目に合う」「やりたくなくてもやらなければならない」といった意識が土台となっています。無意識に苦労する方を選択していきます。

目的地に向かって進んでいるときに、前方からこちらを威嚇するように歩いてくる人がいたら、他人軸で戦う意識の強い人は、「思考」で相手の非常識な態度に腹を立てます。

だからこちらも戦う意識で道を譲らないか、避けても軽く肩がぶつかってしまうなど無意識に復讐を果たしたり、相手に批判の目を向けて非を悟らせようとします。

しかし、自分軸の人は相手の態度や言動よりも自分に焦点が当たっています。だから危険を「思考」ではなく「感覚」でキャッチします。察知したら相手を避けるなど、自ら危険を取り除く行動をストレートにとることが出来ます。

この意識は肉体にもあらわれます。

他人軸の人は他者に焦点が当たっているので、自身の気持ちや感情、身体の感覚を感じる感度が鈍くなります。

身体の緊張や呼吸の浅さに気づくことが出来ません。たとえ疲労を感じたとしても、「思考」で「まだ頑張れる」と身体を酷使します。そもそもラクをすることを自らに許可していないので、途中で休むことにも罪悪感を抱いてしまいます。

イチローさんが、長期に渡り大きなケガをせず良い成績を残せたのも、そんな「自分軸」の生き方の結果だと思います。

身体感覚が優れているぶん、選手人生晩年には、自らの肉体の衰えを繊細に感じていたと思います。ですが、その衰えに対して身体の使い方や休息の取り方によって緻密にカバーしていたんだと思います。

自らが「ラク」で「楽しく」出来る範囲を基準として生きている自分軸ならではの感覚が、前代未聞の大記録を達成したのだと感じます。
人の期待に応えようとして身体を壊すよりも、自らの選手生命を大切にします。

身体の健康も同じです。

デスクワークなどで肩や首の緊張やコリに気づいたら、頭の位置を少し起こすだけでも筋肉の緊張は減じます。身体が少しでも緩めば心もホッと軽くなるなどポジティブに転じます。

そんな繊細な好転も、「自分軸」でないと感じることが出来ません。

日々、クライアントさまと接してきて思うのは、「他人軸」で自分の本当の気持ちや欲求をおさえて生きている人ほど、自律神経の不調などさまざまな症状に悩まされています。

自分の本当の気持ちと、実際の行動に距離がある人ほど肉体は病んでいきます。

そんな人ほど、自分に焦点を当てる感覚、自分を感じる感度を取り戻すことが大切です。「症状」というのは、本当の自分を生きていないサインだったりします。

「自分軸」の感覚は、身体からのアプローチでも育むことが出来ます。

身体の感覚からバランスを整えていく「操体法」がまさにそうです。頭で思考するよりも、体の感覚の方に本当の気持ちがあらわれます。

自身が心地よいと感じる方を選ぶ。ラクに感じる方を選択する。ラクな方、気持ちよい方を選ぶことで心身が軽くなったり症状が改善する。

身体で「自分軸感覚」を育むことが出来るとても優れた方法です。

操体法そのものが、「自分を感じる」レッスンとなります。
あとはその「自分に焦点を当てる」感覚を日常生活でも実践することが、自分軸感覚を育んでいくことになります。

相手からどう思われるか?を気にして、他者に意識を向けるのではなく、自分に意識を向けることで自分の気持ちや欲求、身体の声に気づきやすくなります。

自分らしく生きるには、自分を感じることが不可欠です。

「思考」では自分らしく生きることが出来ないんだとつくづく感じます。イチローさんのように、自分が大好きなこと、ワクワクすることに没頭して生きている人を見ると、私も楽しい気持ちになります。

NHKスペシャルの番組では、引退後4日後にスタッフがイチローさんのシアトルの自宅に伺ってインタビューを撮影したのですが、玄関で出迎えてくれた奥さんの弓子夫人の奥に、マシンで身体を鍛えているイチローさんが写りました。

引退しても自分の好きを追及するその姿を見て、とても嬉しい気持ち、ワクワクする気持ちになりました。自分の気持ちや心にかなった生き方って素敵ですね。(おわり)

心にかなった生き方



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