食事を変えると体が変わる|健康になるにはまず「食事」から

食事を変えると体が変わる|健康になるにはまず「食事」から

こんにちは、伏見です。
岐阜市で、心と身体の調和を取り戻す整体と「自分軸」で生きるためのカウンセリングをやっています。

「マジック・ピル ~究極の食事~/The Magic Pill」という映画を、動画配信チャンネルのNetflix(ネットフリックス)で観ました。

観た感想の結論からいうと、とても面白かったです!

マジック・ピル ~究極の食事~/The Magic Pill


健康的な食事内容で身体が変わるだけでなく、自尊心や自己肯定感を取り戻し、人生が変わります。

アメリカのドキュメンタリー映画で、内容は、さまざまな体の不調に悩まされている人々が、10週間にわたり食事内容を変更することによって、心身にどんな変化が出るか?、といった多変興味深い内容です。

出演されている皆さんは、普段から甘いものや炭水化物を沢山摂っています。

番組に出てくるアボリジニの人たちは、今では伝統食をやめ、先進国から入ってきた小麦を中心とする穀類や、コーラなど砂糖の入った飲み物、嗜好品を多く摂取しています。
そのため、現在では糖尿病の人や心疾患で亡くなる人が激増しています。

地域柄、みなさん食に関する知識、情報を得られる環境にないので、自分たちが体に悪い食事を摂っているという自覚がありません。

他にも、ナゲットとリンゴジュースを主食としている自閉症の女の子や、年老いた自分が、晩年認知症になり体調を崩し亡くなった母親に似てきたことを自覚し怯える女性。
糖尿病でインスリンが手放せない女性。さまざまな体の不調に悩まされている黒人女性などが出てきて、10週間食べるものを変えてどうなるのかを実験します。

主な食事の変更は、穀類をはじめとする炭水化物、加工食品や精製油を減らし、肉や魚、葉物野菜を多く摂取するようにし、さらに、アボカドやココナッツオイル、オリーブオイルや放牧牛の乳で作ったバターなど、良質な脂質を沢山摂ります。

いわゆる、糖質を減らす「糖質制限食」と脂質を多くとる「ケトン食」を合わせた食事内容です。

時間の経過とともに出演者の顔色が明るくなり、行動もキビキビしてきて表情に自信がみなぎってくるのがとても印象的でした。

糖尿病の女性はインスリンを手放すことができ、アボリジニの女性は歩きながら話すことが出来なかったのが、散歩しながら歌を歌えるようになりました。

自閉症の女の子は、手つかみでナゲットを食べていたのが、フォークを使ってお肉や健康的な食事を食べるようになり、笑顔も増え言葉を多く話すようになりました。

一番感動したのが、肉体的な健康のみならず、みなさんの表情や態度から、自信を取り戻し、「自尊心」や「自己肯定感」が高まっていくのを感じられたところです。

食事内容を変えると肉体は大きく変化します。もともとの体は悪くないのですから、習慣を変えれば体は健康と輝きを取り戻していきます。

意識が変われば身体も変わります。

以下は、印象に残った出演者のインタビューです。

「身体は完璧に出来ている。その完璧な仕組みに誠意を持って向き合わないと問題が起きる」

「二週目に散歩に行き歌いながら歩いた。幸せな気分になった。体が賛美していた。初めて自分の体の柔軟性や爽快感を感じたわ。これからは自分の体をケアするわ」

「勉強してみると、解剖学や血液細胞、体を作る細胞、これらはうまく組み込まれている。美しい」

巷には沢山の健康情報が溢れ、何が一体正解なのかわからないと感じられている方もおられると思います。

しかし、食に関して言えば大体の正解が見えてきました。私たち人類は「糖質を制限すること」と「良質な脂質を摂ること」で、健全な身体へと変わっていきます。

私たち人類は、今までの長い歴史の中でパンや白米などの穀類、炭水化物を主食として食べるようになったのは、実は最近のことです。
人類が生き延びるのに、狩りで肉や魚を確保するよりも小麦や米を栽培した方が、計画的に安定的に暮らすことが出来ます。

しかし、炭水化物はあくまでも身体のエネルギー源としての役割を果たすのみで、身体の材料となる栄養素ではありません。

以下に、ベストセラー「脳を鍛えるには運動しかない」の著者でジョン J.レイティ医学博士の書籍をご紹介します。
文明が発達したことによる心身への弊害を述べ、過去の自然と調和して暮らしていた時代の食習慣や生活習慣を見直し、野生の身体を取り戻そう、という趣旨の本です。

やはり、低炭水化物食がすすめられています。ちょっと分厚い本ですが、面白いのでアッという間に読めてしまいます。副題の「野生の体を取り戻せ!」ってなんかいいですね、元々の身体の逞しさを感じます。

GO WILD 野生の体を取り戻せ! 科学が教えるトレイルラン、低炭水化物食、マインドフルネス

ジョンJ.レイティ (著), リチャード・マニング (著), 野中 香方子 (翻訳)



炭水化物など糖質を摂りすぎることによって、糖尿病などの糖代謝異常をはじめ、自律神経の乱れ、うつやパニック障害などの精神疾患、糖化による影響で関節痛や認知症、ガンや動脈硬化、皮膚のたるみや老化を引き起こします。

健康のためには、炭水化物を減らし肉や魚、卵などからタンパク質を多く摂ることが大切になります。

そしてさらに深くお伝えすると、良質な脂質をとることが重要です。

糖質制限がうまくいかない人は、脂質の摂取が足りていない可能性があります。
脂質が足りないと、若い女性のムリなダイエットのように体調を崩してしまいます。

人間には、3種類のエネルギー回路があります。

一つ目は「解糖系」と呼ばれるもので、炭水化物(糖質)など「ブドウ糖」をエネルギー源にする回路です。
現在の白米やパンなどを主食とする食事内容は、ほとんどがこのサイクルでエネルギーを作っています。

二つ目は「糖新生」と呼ばれるもので、タンパク質からブドウ糖を作りエネルギーとするものです。
これは、若い女性のムリなダイエットや飢餓状態で働く回路です。エネルギーの不足を筋肉を分解してブドウ糖を作ることで補います。

三つ目が「ケトン体回路」と呼ばれるもので、身体の脂肪から「ケトン体」を産生して、エネルギーにするものです。
糖質制限をする場合に、このサイクルをうまく働かせることが重要になります。

このサイクルを回すと身体の脂肪を減らしていくことが出来ます。
また、脂肪を使えるようになると食欲が抑えられます。

脳はブドウ糖しかエネルギーに出来ないから甘いものが必要だと言いますが、そんなことはなく、脳はケトン体を使うことが出来ます。

脂肪は身体に沢山蓄えられているので、ケトン体をエネルギーにするのはとても効率が良いし、糖質を抑えると身体の軽さを感じられるようになってきます。

私も、朝はたまに食事を摂らず、ギー(インドのバターオイル)とMCT(ココナッツ由来のオイル)をバターに入れたバターコーヒーを飲んでいます。
それだけで昼までお腹が空かないし、頭の働きが良くなり身体も軽く感じます。
ココナッツオイルは、ケトン体の産生を促してくれます。

私たち人類は糖質ではなく脂質由来の物質をメインにして生きている。これが、争う余地のない科学的な事実です。

現在のように、白米を三食食べるのは、インスリンを作るすい臓にとっては異常事態です。血糖値を下げるために沢山のインスリンを生産しなければならないので、すい臓は疲弊し糖尿病になってしまいます。

血糖値を下げるホルモンはインスリンしかありません。しかし、血糖値を上げるホルモンはアドレナリンやグルカゴンなど沢山あります。身体は血糖値を上げるのが得意で、下げるのは苦手なんです。

もともと人類にとってインスリンは、たまにありつける果物などの糖質を、飢餓に備えて脂肪として体に蓄える役割を担っていました。しかし、今は毎日糖質を摂取する状況にあり、これは身体にとっての異常事態です。

最近では、胎児、赤ちゃんも実はブドウ糖ではなく、ケトン体をエネルギーにしていると推測している医師もいます。
千葉県で宗田マタニティクリニックを開業されている宗田哲男医師は、糖尿病の妊婦の出産を、糖質を制限することにより健全な出産へと導びいています。

宗田哲男医師は、著書である「ケトン体が人類を救う」の中で以下のように述べています。


私は、ケトン体代謝こそが、人の本来の代謝であったのだ、ということだと思っています。そして、ブドウ糖や炭水化物に依存した現代の人々の食生活を見直すこと、ひいては栄養学のこれまでの常識を見直すことが、より多くの健康をさらに増進するきっかけになると思っています。

最近では、ケトン体をめぐる、そのほかのいろいろな事実も明らかになってきました。ケトン体は小児てんかんの治療に始まり、おそらくは多くの小児の食欲不振やアトピーなどの治療にも関与し、また認知症、アルツハイマー病、歯周病、低血糖症やアンチエイジングの治療にも役立ち、がん治療にも応用され始めています。

これまであまり注目されてこなかったケトン体、ですが、ブドウ糖ではなく「ケトン体で生きること」は、これら近現代に起こってきた多くの病気に対する、大きな武器になるでしょう。


宗田哲男「ケトン体が人類を救う」より引用



以下に、ケトン体についてわかりやすく書かれた本と、摂取すべき良質な脂質について書かれた本をご紹介します。

「体が生まれ変わる「ケトン体」食事法」
ケトン体がアンチエイジングになぜ良いのか、ケトン食など、ケトン体についてわかりやすく書かれています。

体が生まれ変わる「ケトン体」食事法: 太らない、疲れない、老けない――体と頭を「糖化」させるな (単行本)

白澤 卓二 (著)




「世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術」
良いアブラを摂ることによって身体にどんなことが起こるのか、良いアブラとは何か、などアブラのことについてわかりやすく書かれています。
なかなか実践することは難しいかも知れませんが、知識として知っておくと参考になります。

世界のエグゼクティブを変えた超一流の食事術

アイザック・H・ジョーンズ (著), 白澤卓二 (監修)



脳は水分を除くと約60%が脂質で構成されています。また、細胞膜はリン脂質といって脂質で作られています。
悪いアブラを摂ると脳の働きにも影響します。正常な細胞膜としての働きに支障をきたし細胞レベルでの病気の原因になります。

私たちの身体は食べるもので作られます。食事を改善することによって大きく身体は変化します。そして何を食べるかが心・メンタルにも影響します。
今回、「マジック・ピル ~究極の食事~/The Magic Pill」を観て、食の可能性を感じました。

身体の設計にミスはありません。自然の法則と調和することで、誰もが自然に健康へと導かれていきます。



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