健康を目指す過程で、症状は消えていく

健康を目指す過程で、症状は消えていく

「院内だより5月号より」

こんにちは!友輝接骨院院長の伏見です。

この時期、新緑がとても綺麗ですね!山の鮮やかな明るい緑を見ると心が軽くなります♪
私たち人間は自然の一部です。都会など人工物に囲まれた環境でずっと暮らしていると、心身のバランスも崩れやすいです。

自然はアルファ波を増やし、不安や攻撃性を抑える働きがります。

研究データをいくつかご紹介すると、テキサス州の実験では、庭にいるとストレスホルモンであるコルチゾールのレベルが下がりました。また、カンザス州での研究では、室内に植物があると、被験者のストレスの度合いが下がりました。

台湾での研究では、小川、渓谷、川、段丘、水、果樹園、農園を見ることに治療効果が認められました。日本でおこなわれた研究では、被験者に自然の風景を20分間見せると、心拍数が下がりました。

自然に触れることで、疲れが癒されエネルギーが満ちてきます。心身のバランスも調和しやすくなります。たまの休日には、公園や山の中を歩いたり自然と触れ合うのもいいですね。

ここ数年で、「腰痛」に対する常識が一変しました。

従来の、レントゲンやCTなど画像検査から腰痛の原因を探りだすことを「損傷モデル」といって、科学的根拠がなく有効ではないことがわかってきました。
画像検査で見つかる骨の変形やすべり症、椎間板ヘルニアが腰痛を引き起こしているという従来の考え方は現在では否定されています。

例えば、健康な人の椎間板を調べたところ、ヘルニアが76%の人にみられたそうです。椎間板の変性にいたっては、85%もの人にみつかっています。

ということは、ヘルニアがあっても腰痛を発症しないということです。

実際に椎間板ヘルニアが原因となっている腰痛は、腰痛全体の2~3%ほどだと言われています。

現在では、全腰痛のうち85%は重い病気ではなく、原因が特定できない「非特異的腰痛」であることがわかってきました

そして、画像で見られる異常は腰痛とはあまり関係なく、多くは心理・社会的な問題が原因となっている場合が多いということです。
ですから、「ヘルニアのせいですね」「腰痛とうまく付き合っていくしかないですね」「変形があるから手術しかないですね」といった古い情報で話すお医者さんの言葉を鵜呑みにしないでください

腰痛は安静にするほど、治りが悪くなることがわかっています。身体の声を聞きながら、普段通りの生活を意識してくださいね。ぜひ、気持ちよく出来る範囲の散歩などを、取り入れてみてください。

石川県小松市で加茂整形外科を営まれている加茂淳医師は、早期から、画像から腰痛の原因を探り出す「損傷モデル」に対して疑問を抱き、ヘルニアや狭窄症、背骨の変形が腰痛の原因ではなく、真因は「筋痛症(筋肉のスパズム(けいれん))」ではないか」という考えにいたり、

筋骨格系の痛みのほとんどは、筋肉・筋膜に発生する「MPS(筋筋膜性疼痛症候群)」であるとして、トリガーポイントブロックに対する治療で効果を上げています。

当院でも、腰痛の真の原因は、「筋肉の過緊張」「筋膜の捻じれ」など「筋肉に原因がある」という視点で施術をしています。

加茂淳医師の著書である「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」の中に、筋肉・筋膜に対してアプローチする「操体法(当院のメインの整体法です)」についての記述が出てきます。


日本で有名な「操体法」は、故橋本敬三医師によって独創的な健康法として確立されました。
理論的には「カウンターストレイン」と同質のもので、気持ちよい動きをすることで、体はひとりでによいバランスになる、というものです。
これらの方法はなるほどと納得できますし、私たち整形外科医の盲点をついているものです。


「トリガーポイントブロックで腰痛は治る」より引用

筋膜の歪みや捻じれは、筋肉の過緊張を引き起こします。⇒筋肉のこわばりは血流を阻害し、酸素不足から発痛物質が作られ痛みをもたらします。⇒痛みはさらに筋肉の過緊張を引き起こします。⇒筋肉のこわばりは血流を阻害し、酸素不足から発痛物質が作られ痛みをもたらします。という「痛みのループ」を引き起こします。

肩こりや首痛、腰痛やひざの痛みなどの慢性痛は、このループに陥っていいることがほとんどです。だから、この痛みのループを脱出する必要があります。

しかし筋肉だけをほぐしても、残念ながらその場しのぎになってしまいます。また、シップなどのお薬は、血管を縮めて痛みを抑えるので、血流は悪くなりかえって治りにくくなってしまいます。

大切なことは、筋肉の過緊張を引き起こしている筋膜のゆがみを整えることです。

操体法の優れたところは、本人が動くことによって「連動」が発生し、足からのアプローチでも足から膝や股関節、さらに骨盤から背骨、首から頭蓋骨へとゆがみが改善しバランスが調和するところです。

細かく操体法の効果を挙げていくと、

「筋肉の緊張が改善される」「筋膜のゆがみがなくなる」「関節のゆがみが改善する」「姿勢が良くなる」「呼吸が深くなる」「血液やリンパなど体液循環がよくなる」「動き方の改善」「身体感覚が研ぎ澄まされてくる」「リラックス感を身体で覚える」「自分の気持ちや感情に気づきやすくなる」「脳がリラックスする」「潜在意識にポジティブな影響をあたえる」など、ざっと挙げてもこれだけの効果があります。

ただし、操体法は受け手の感覚の開かれ具合にも効果を左右されるし、「思考優先」の人は考えながらおこなうので、「脳がリラックスする」「リラックス感を身体で覚える」「身体感覚が研ぎ澄まされてくる」「自分の気持ちや感情に気づきやすくなる」「潜在意識にポジティブな影響を与える」などの効果は、あまり得られません。

特に、潜在意識への効果を高めるためには、「思考」を停止させて「今ここ」の自分を感じることが大切です。

潜在意識にポジティブな情報を刷り込むことで改善しやすくなります。

症状改善のためには、「治そう」とする思考や、「どうしたら治るんだ」という思考を手放して、「心地よさ」「気持ちよさ」にフォーカスすることが大切です。「自分の身体と向かい合う」ということです。

健康を取り戻すことはとてもシンプルで、症状をなんとか抑えようとやっきになったり、日によって変化する症状の度合いに一喜一憂するのでもなく、心地よい身体を取り戻すことにフォーカスすることです。

健康になることを目指す過程で、自然に症状は消え、身体は癒されていきます。

お薬で症状を抑え続ける行為が、自然の法則に反していれば、やがて身体は破綻し壊れてしまいます。

操体法の哲学として、私たちの身体の設計にミスはないと考えています。

息・食・動・想の4つ、すなわち「呼吸」「食事」「姿勢・動き方」「心の在り方」を自然の法則と調和させることで、私たちの身体は治そうとしなくても自然に健康へと導かれていきます。だから、安心して健康を取り戻していきましょうね。

当院は、心と身体の調和を取り戻すことで、「本質的」な健康を取り戻すお手伝いをしています。(おわり)



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