「治りやすい人」と「治りにくい人」の意識の違い

「治りやすい人」と「治りにくい人」の意識の違い

こんにちは!
岐阜市の整体、友輝接骨院院長の伏見です。

真夏の暑さが続いています。
私は冬より夏の方が好きなのですが、これだけ暑いとちょっとこたえますね。

体調管理をしっかりして、元気に夏を過ごしていきたいですね。

疲れた時にはぜひ梅干しを食べて下さい。
梅干しに含まれるクエン酸が疲労を軽減してくれます。

私は疲れたらクエン酸を炭酸水に溶かして飲んでいます。
疲れが早くとれますよ。

今回は「操体法」についてお伝えさせていただきます。操体法は当院がメインにしている整体法です。

操体法の創始者は、仙台で温古堂という医院を営んでいた橋本敬三というお医者さんです。橋本先生は病院につとめていたときに、それまで学んできた近代医学の限界を感じていました。

なぜなら、慢性症状で苦しんでいる患者さんに対して、なかなか思うような結果が出せなかったからです。

そんな患者さんたちが、民間療法に頼って改善していくのを目の当たりにした橋本先生は、医師でありながら評判のよい治療家がいればお願いして学ばせてもらったそうです。

民間の治療家も医師が頭をさげて頼むのでイヤな気分はせず、喜んでいろいろと教えてくれました。橋本先生はお礼にカツ丼などをごちそうしてあげたそうです。

いろいろと研究するうちに、運動系のゆがみが腰痛や関節の痛み、自律神経の乱れや内臓の不調など、さまざまな症状を引き起こしていることに気づきます。

そしてそのゆがみを整えるのに、痛い方ではなくラクな方、気持ちよく動くことによって自然にゆがみが是正され、身体のバランスが整うことを発見しました。

だから操体法では体にとって不快なこと、痛いことはおこないません。

そもそも痛みを感じる刺激は、体にとっての侵害刺激なので痛みをともなう施術は体にとってよくありません。私たちや動物に「痛覚」が備わっているのは、異常を知らせるためです。

私たち人間は動物と違い感覚よりも思考することに長けています。だから小さい頃から思考の影響を強く受けます。

「痛いのを我慢しなければ治らない」「痛い方が効く」というのも「思考」の影響です。

本当は身体は気持ちいいことが大好きです。赤ちゃんや動物は教えなくても気持ちよく動いたり心地よく身体を伸ばしています。

「気持ちよさで治る」というのが操体法の基本原則です。

操体法には哲学があります。哲学というと大げさかも知れませんが、健康に対する考え方があります。その内容は橋本先生が伝えたことなので、橋本先生の考え方とも言えます。

その中でも操体法の核となっているものが、「大自然の原理として人間は誰でも健康で幸福に一生を送れるように、ちゃんと設計されている」ということです。


もともとの身体は悪くないので、治りを妨げている体のゆがみを整えることによって、体は自然と治っていきます。治そうとしなくても自然に治っていくのです。

実際に腰痛でも腰をもんだり腰をボキボキさせなくても、体のゆがみを整えてバランスが調和すると、その場で症状が緩和して動きが良くなります。
今まで腰に注射を打ったり牽引したり、腰をもんでも改善しなかった人は、患部に触らなくても症状が改善するので、不思議がり驚かれる方が多いです。

そんな操体法ですが、残念ながら「相性の悪い人」が存在します。

気持ちのよさという感覚を利用して整えていくので、感覚が鈍い人や「思考」優先タイプの人は変化が出にくいということです。

気持ちよさというのは「感じる」ものなので、いくら考えてもわかりません。

また、「思考型」の人は実際に体が変化しても、その変化を認めようとしません。思考優先なので、「なぜ変化が出たのか?」「トリックじゃないのか」と考えたり、「こんなシンプルなことで治るわけがない」と反射的な思考で決めつけてしまいます。

物事は「思考」してあれこれ悩むよりも、行動した「結果」や「体験」の方を信じた方がうまくいきます。

その点「感覚型」の人は、実際の結果を信じることが出来るので、その変化に純粋に驚いたり素直に感動される人が多いです。

私たちに備わる「感覚」はとても精度が高く緻密です。そんな感覚が鋭い人ほど体の声に気付くことが出来るので、症状の前段階の違和感に気づき自分を守ることが出来ます。

面白い実験結果があります。

イギリスのケンブリッジ大学のバーナビ・ダンらの研究グループは、被験者の実際の心拍数を心電図で測定すると同時に、自身で心拍を感じながら数えた回数の一致度を調べました。

そして各被験者にカードゲームに参加してもらい、直感で当たる正確さについて測定しました。

すると、自分の心拍を正確に感じることが出来る人ほど、直感が正確だったことがわかりました。

つまり、思考や意識よりも「身体の感覚」の方が正確だということです。

それほど私たちの身体は緻密で正確で繊細に出来ています。

「思考」よりも「感覚」の方がより正確に情報をキャッチすることが出来ます。
ちなみに、肥満の人は心拍を感じる能力が低いため、直感が鋭くないこともわかりました。

操体法の優れたところは、続けることによって体の感覚が研ぎ澄まされてくるところです。段々と自分の感覚を信じられるようになってきます。
自分の感じ方を信じられることで自己信頼感も増してきます。

病気が「治りやすい人」と「治りにくい人」がいます。

治りやすい人は「治りやすい意識の人」とも言えます。治りやすい人は、日常生活での改善点をお伝えした時に軽い感覚でまずやってみます。

治りにくい人の場合、まだやる前に「思考」して反射的に「難しいですね」「なかなか出来ないですね」と即答されます。まだ実際に行動する前です(笑)

症状が改善しない人ほど「なんで治らないのか」という思考のループに陥っている人が多いです。「どうして治らないの?」と考え続けています。

「意識の法則」というのがあります。

人は何を「実感」するかによって、その意識が未来に影響をおよぼします。
実際に口に出して言ってみると感じやすいです。「なかなか出来ない」「なかなか難しい」とつぶやけば心は重苦しくなります。

実行するのが困難に感じるし、難しさを「実感」します。その実感の通りに達成することは出来ないでしょう。

「ネガティブな実感」はネガティブな未来を引き寄せます。

反対に「出来るところからやってみよう」「ラクな範囲で取り組もう」とつぶやけば、心は軽くなり意識がポジティブに転じます。

「軽い感覚」「ラクな範囲」というのがとても大切です。

日常生活でリラックスすることを意識したり、呼吸や身体の感覚に意識を向けることで身体に力を入れていたり、息を詰めていたり心が焦りを感じていたりと気づくことが出来ます。

意識を自分に合わせられることが増えてくると、体の声に気づけるので体調は改善しやすくなります。

少しでも身体がラクになることに気づくことが出来て、その「実感」を味わうことが出来れば、あとはその「ポジティブな実感」を積み重ねることで身体は健康を取り戻していきます。

「たったリラックスするだけで?」と思われる方もいると思います。ですが実際に数か月リラックスを心掛けるだけで身体はガラリと変わります。頭の回転が速くなるのも実感できます。

リラックスした身体の人は「幸福体質」です。

物事がスムーズにいく人は、リラックスした感覚が人生の土台になっています。身体がリラックスすると、無意識に「心地よさ」や「ラクさ」を選びたくなります。

人生においても、無意識に自らを幸せに導く選択をしていきます。

症状の軽い人は体のゆがみを整えるだけで回復します。ですが、長年体調不良に苛まれていたり、なかなか症状が改善しない人は日常生活や思考パターンに問題や原因を抱えています。

現代社会は情報社会です。そんな背景もあって「早さ」「スピード」が一番の価値に思えてしまいます。そしてマーケティングも進化して「簡単に痩せる!」「誰でも出来る!」「たった3分で!」などの耳当たりのよい魅力的に感じるマーケティング用語が巷に溢れています。

しかし私たち人間は自然の一部です。機械のように簡単に部品を変えたり治したりすることは出来ません。

だけど、もともと自然治癒力という素晴らしい力が備わっています。日常のささいな行動を変えるだけで確実に身体は変化します。

わかりやすくいうと筋トレに似ています。筋トレを初めて最初の一ヶ月は変化が感じられなかったりしますが、ちゃんとやり方が正しければ身体は確実に変化していきます。

花を咲かせるように丁寧に育てて水をあげればいずれ花は咲きます。
「丁寧に身体と向かい合っていこう」「自分の心と身体を大切に扱おう」という意識がからだの治癒力を高めます。

身体はちゃんと治るように出来ています。あなたの身体はとても素晴らしく良く出来ています。


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